
目次
開封


開封してあれこれ見る前にとりあえず撃ってみるというのが私流。で感想は
つまらない
動作不良とか、弾がまっすぐ飛ばないとか、トリガーフィールが悪いとか、そんな事は一切なく、さすがの東京マルイという感じで素晴らしい作動でした。
ただ普通だなとww
いや違う、あのマルイがひっぱりにひっぱって期待値を上げて発売したのに
こんなもんか っていうのが正しいかも
マルイP320何が新しい?


少しまとめると・・・
| カテゴリ | すごいポイント | 具体的な内容 | ユーザーにとってのメリット |
| 再現性・リアルさ | 実銃のモジュラーシステムを完全再現 | 実銃同様、FCU(ファイア・コントロール・ユニット)を取り外して、スライドやフレームと分離できる。 | ・モデルガンのような分解・組立が楽しめる ・将来的なパーツ交換による拡張性が高い ・所有欲を満たすリアルな構造 |
| リアルな外観 | スライド後端のリアキャップやエキストラクターを別パーツ化。グリップの滑り止めパターンもレーザー加工で精密に再現。 | ・細部までこだわった高い質感 ・見るだけでも楽しめるコレクション性 | |
| 実射性能 | 新開発のブローバックエンジン | 大口径(φ15mm)ピストンと独自の「アンダーハンマー方式」により、力強く鋭いリコイルショックを実現。 | ・撃っていて楽しい、迫力のあるブローバック ・安定した作動による信頼性の高さ |
| 安定した動作と弾道 | FCUとエンジンを固定する「レイルドエンジン」構造や、スライドの動きを補助する新機構を採用。 | ・ガスの放出が安定し、弾速がブレにくい ・スムーズでキレのあるスライド作動 | |
| 伝統の高い命中精度 | 熟成された可変ホップアップシステムを搭載し、箱出しの状態でも素直で集弾性の高い弾道。 | ・サバイバルゲームやシューティングで高い性能を発揮 ・初心者でも狙って当てやすい | |
| 操作性 | 確実な操作フィーリング | 左右どちらからでも操作できるアンビ仕様のスライドストップやセフティを搭載し、しっかりとしたクリック感がある。 | ・利き手を選ばない操作性 ・操作する楽しさと確実なフィーリング |
とこんな感じでしょうか?
が気になる点
がうなずける点
あくまでも個人的にですが
細かい事は有名ブロガーの方々が恐ろしいレスポンスで記事を多数上げているのでそちらを参照して下さい。
今までのマルイの通り、箱出し状態で安定して誰でも高性能で撃てし、今まで以上にリアルに寄せましたよ!という事です。
なんならリアル志向と言われるほどに気になる点がいくつも・・・
SIG刻印は付けられないよね・・・とか
スライドのひけ処理は相変わらずしないよね・・・とか
自己主張の激しいパーティングラインも消してくれないよね・・・とか
アウターバレルは相変わらずプラか・・・
では私の中で撃ってて楽しいリスト上位のアレと比較してみようと思います。
SIG M17との比較

このに日本版のM17ですが正直クソ銃と言っても過言ではないレベルの物でした。
まぁ優しめに言うと個体差が激しくハズレを引くと撃つこともままならない
更には販売元のLayLaxの不良品時の対応も酷いらしくハズレを引いたら自分で調整しまくるしかないのです。
本来はメタルであるスライドを日本向けに樹脂スライドとしたのが諸悪の根源のようです。
そしてこのモデルも当然の事ながらおおまかな機構はP320と同じです。
FCU比較



写真の上がマルイ、イチ押しのFCU
下が M17の物になります。
FCUの具体的な違い
| 項目 | 東京マルイ P320 FCU | LayLax (SIG AIR) M17 FCU |
| 素材 | 金属と樹脂混合 | 主に金属 |
| 作動感 | 全体的に非常に滑らかで、軽い力で操作できます。スライドの動きもスムーズです。 | ハンマースプリングなどが非常に硬く、スライド操作やトリガーに強い抵抗感があります。「硬質」「重厚」と表現されることが多いです。 |
| トリガー | 東京マルイ製品らしい、スムーズでキレの良いトリガーフィーリングです。 | 遊びが少なく、シアーが切れる感覚が非常に硬いというレビューが多く見られます。実銃に近いフィーリングと捉えるユーザーもいます。 |
| 耐久性 | 不明だけど多分高耐久 だってマルイだしw | CO2の高圧に長期間耐えられるよう、頑丈に作られています。がハンバー部が壊れる |
| 特徴 | ・一丁ずつ異なるユニークナンバーが刻印 ・実銃の構造をモデルガン的に精密に再現 | ・CO2カートリッジによる、他を圧倒する強烈なリコイルショック |
バレル比較

チャンバー、アウターバレル部
上がM17
M17のアウターバレルは金属性となります。
両方ともスプリングでショートリコイルの動きの管理をしているようです。
スライド比較


両モデルともFCUとの接点は金属のフレームが入っていますが、スライドストップ部は欠けを防止するほどの形状にはなっていないので、そのうち欠けるでしょう。
M17の方はCO2の強いリコイルに耐えるようにする為かスライド全体に金属フレームが骨のように入っている形となってます。
弾速測定&燃費
では定番の弾速測定となります。

室内温度は24度。ガス注入後数時間放置しているので、マガジン温度は室内と同温度と考えて下さい。
弾は東京マルイのパーフェクトヒット0.2g
ガスは東京マルイ ガンパワーHFC134a
M17のCo2はサバイバルJPの食品グレード〜となります。
P320 弾速 燃費

MAX 75m/s 88発となります。
最高値を見ると良い数値に見えますが、30発を超えたあたりからは60m/s台で撃つ度に減衰していく感じです。某有名ブログでは100発以上撃てているなんていうデータもあるようですが、私のは何度やっても90発前後で100発を超える事はありませんでした。

外部ソース用のプラグを付けて計測します。
気圧は0.45MPaとなります。

高水準ですね。ただ、このモデルに限った事ではなく他のハイキャパでもこのレベルですので他と違いはありません。
M17 弾速 燃費
ではM17の方へ

CO2モデルの場合、ガス交換直後の数発は早くなる傾向があるので90m/sは無視して良いでよう。
弾速の平均値を見るとフロンモデルのP320とそこまで大きな違いが無いようにも見えます。
80発は撃てないって感じの燃費となります。
違い


左がP320 右がM17となります。
見ると分かるのですが、320の方が、ガス消費が進むと弾速の下降度合いが強まります。
それと1秒1発の連射では冷えも急激に進み、弾の補充直後は少し温まり弾速が復活するのですがすぐに減衰していきます。
比べてM17はガス欠直前まである程度の弾速をキープ出来、連射にも強い。
これはフロンとCo2の特性の違いそのものではあるのですが、10年以上前に発売された私所有のハイキャパと殆ど性能の違いはありません。
比較所感
M17はクソだけど最高に楽しい!キレ良くスピーディーかつ高強度なブローバック、迫力のある動作音の奥に僅かに響く金属音、とにかく気持ち良くテンションが上がる。
多少グルーピングが悪くても、初期不良があっても、撃つと最高に楽しい。
これぞガスブローバックの醍醐味w
それに比べてP320・・・そりゃ最新のエンジンを積んで初期不良の報告もほぼ皆無、箱から出してそのままで十分な性能・・・
だけど、トロいブローバックにオモチャ感の強い射撃音…1発目以降冷えてだらだらと弱まるスピード
あぁ良い銃だよね・・・くらいに収まる感想
あんなにひっぱったんだからもうちょっと頑張ってよ!!ってところでしょう
総評
ではP320は買いなのか否か
買いだろ!
全体的な評価はディスり気味なんですが、正直買いのモデルと思います。
モジュラーシステムを採用した銃をマルイがモデル化したのがとても意義があるのかと思います。
サバゲーマー支えるエアガン界隈はどうしても長物の製品が多種多様化される中、ハンドガンは停滞気味・・・そんな中マルイが新しいシステムを投入したハンドガンをリリースしてくれるだけでも価値がある。
マルイのように均質性の高い商品を出すメーカーがこのシステムを採用する事で、ガスガン(ハンドガン)の新しいカスタムの方向が出来るのでは無いかと希望が持てると思っています。
そして何よりカッコ良いではないですかwww
「箱出しでリアルな操作感を楽しむモデル」
としても優秀だし、撃っても優秀
「買ってから自分好みに徹底的にカスタムするベース」
としては現時点では未知数なところもあるが、希望が持てそうな予感を感じさせてくれます。
希望を現実のものとする為には売れてくれないと困るわけですwww
ただ一つ思ったのは ライセンスとってくれないかな〜〜

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